夏休みに思うこと

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前回、7月末のメッセージで学びが一段落したとお伝えしたのですが、その後にさらに先の学びがありました。「内部表現の書き換え」に関する、コーチング とは直接関係のない学びの機会だったのですが、広い意味ではコーチング に隣接していると言える内容でした。

守秘義務があり、この場でその内容をお話しすることは出来ませんが、もし私のパーソナルコーチングを受けて頂く機会があれば、セッションの中で感じ取って頂けるかもしれません。

さて、学びがあったり、お墓参りをしたり、小旅行をしたりと忙しくしておりましたが、その間に今後のコーチング活動について想いをめぐらせていました。

そして、あらためて自覚したのですが、私がコーチングを実践したい場所はパーソナルな空間だけではなく、コーポレートの空間にも広がっているということです。

通常のコーチングは、コーチとクライアントの1対1で行われ、クライアントのゴールについて扱います。でも1対1だからと言って、必ずしもクライアント個人の課題だけを扱うのではありません。

クライアントは社会的な生活を送っているので、何らかのコーポレート空間とも接点があるはずです。ただし、ここでコーポレートと言うのは、クライアントの勤め先である企業のことを指すのか、仕事以外も含めて何らかの形で所属する団体やグループのことを指すのか、それはケースバイケースです。いずれにせよ、クライアントは複数の人が集まる集団の認知空間と関わって生きているのです。

すなわち、もともとパーソナル・コーチングとコーポレート・コーチングは切っても切れない部分があるのです。人は一人で生きているわけではないので、当然、そうなるわけです。

私は長年会社員として勤めて来たという経歴を持つので、コーポレート空間、特に企業のコーポレート空間に対しては臨場感が上がりやすく、コーチングがやり易いという感覚があって、コーポレートに興味があるのかも知れません。

でも、単にやり易いからという理由以外にも興味が沸く要素があります。

それは、コーポレート空間を扱うのであれば、たくさんの人に同時にコーチングの知識を伝えることが出来るという点です。たくさんの人に正しいマインドの使い方を伝えることができるのです。

ただし、繰り返しになりますが、コーチングはあくまで1対1が基本です。人は一人ひとり違うので、個別に対応する方が良いのです。

だから、パーソナル・コーチングが主軸になることは変わりませんが、そのうえで将来的には様々な苫米地式のプログラムを組み合わせながら、同時にたくさんの人にもアプローチできるような活動も模索していきたいと思っています。