チームとコーチング

今年のゴールデンウィークは、コーチングが組織運営の上でどのように活かせるかについて考えていました。

実はいま、「チームとコーチング(仮)」というタイトルのセミナーを準備しており、夏頃の開催を計画しています。

セミナーといっても、私から一方的に知識を提供するというよりも、参加者の方と一緒に考える場となりそうです。

私がコーチングに興味を持ったのは、まさに自分のチームの運営にコーチングが活かせるのではないかと思ったのがきっかけでした。

チームに属する一人ひとりのメンバーは、それぞれ個性があり、また、仕事上の興味もまちまちです。それゆえ、自分たちで立てた目標ではなく、上から降りてきた目標にコミットしてもらって、高いパフォーマンスを発揮してもらうのは簡単ではありません。

チーム内で、リーダーとメンバー、あるいはメンバー同士が関わるのは、言語・非言語を使ってのコミュニケーションによってです。

そのコミュニケーションによって、どのように目標達成に向けてチームを率いていくのかを考えていて、コーチングにたどり着いたのでした。

コーチングを学び始めた頃は、あくまでコーチとクライアントが1体1の関係で行う対話という位置付けでした。それが、今では考え方を発展させて、コーチングは組織運営にとっても重要な技術であると確信しています。

けれども、組織運営にはコーチングだけでは足りません。リーダーシップについての知識も必要です。

苫米地式コーチングが次世代のコーチングと言われるように、リーダーシップについても、認知科学の知見を踏まえて次世代のリーダーシップがやがて世に出てくるでしょう。

次世代のコーチングと次世代のリーダーシップ。

この2つを備え持った会社や組織が日本全国に広がっていくのをサポートするのが、私の仕事なのかも知れません。