7/10(木)に『生成AIとコーチング: 認知科学で紐解く人間の可能性』と題して、オンラインセミナーを実施しました。
生成AIとコーチング。セミナーが始まる前は、この2つがどのように関係するのか「?」だった参加者の方も、第1部の田中さん(人工自我の研究者兼プロコーチ)の話が終わる頃には合点が行った様子でした。ユーザーに対して、過剰な共感を示す(ように見える)生成AIの怖さや、生成AIの出力には「平均化バイアス」がかかるため、使い方によってはイノベーションが起こせなくなるなど、人工自我の研究者ならではの最新の知識で、生成 AIの一般ユーザーが気をつけなければいけない点を明らかにして頂きました。
『現状の世界から集めたデータを元にアウトプットする生成AIをうまく使いこなすには、人は現状の外側を見ることが出来なければならない。』
これが、今回のセミナーで一番重要なメッセージであったと思います。
そして、現状の外側に出ようとするなら、コーチングが必須です。これはこれまでも私がLinkedInなどで発信して来たメッセージの通りです。
最後に、今回のセミナーでは第3部として、参加者の方に理想的な未来を映像化してもらうワークを実施しました。一人ではなかなか未来を描く練習をするのは難しいと思いますが、ファシリテーター役がいると意外と簡単に取り組めるようです。今後もこのようなワークをセミナーに組み込んで実施していきたいと思います。