メッセージ

コーチングの本質とは、何でしょうか。以前に現代アーティストの村上隆さんのYouTubeチャンネルで苫米地英人博士が語った内容が、苫米地式コーチングの特徴をとてもよく表していると思います。次のように博士は言います。

 コーチングの本質は、「この世は心で出来ている。そして、心も心で出来ている」ということを知ること。そして、「人間の脳」というものが作っている「幻想」が「世界」であり、「自我」。したがって、リアルな世はないので、「心が変われば、世界が変わる」ということ。
(村上隆氏との対談、YouTubeより)

日常の感覚からはずれているかも知れませんが、AIの開発と共に発展して来た認知科学の知見に基けば、それほど突飛な考えだとは思わないでしょう。さらに、そのように心や世界を捉えた上で、より良く生きるためのプリンシプルを示すものが、苫米地式コーチングです。

さて、苫米地式コーチングではクライアントは「現状の外側のゴール」を目指します。それはすなわち、現状よりももっとよい世界があると信じていることを意味します。その新しい世界は決して現状の延長線上にあるのではなく、大きく構造的に変化した結果、すがすがしいほどに真っ新な世界として現れます。

今の境遇が恵まれていないとか、過去の経歴がぱっとしないとか、あまり褒められた性格ではないなどと悩む必要はありません。なぜなら、それらは「幻想」ですし、この世界も「幻想」だからです。あなたが望めば、「心」次第で自分もその投影である世界もどうにでも変えることができるからです。

このように「この世」を見ているのが苫米地式コーチングですから、単に「思考の癖」やマインドの働きを制限する「リミッター」を外すことによって、クライアントがゴールに向かって進んで行くのをサポートするだけに止まるはずがありません。では、どこまでクライアントに影響を与えるのかと言えば、人生を丸ごと変えてしまうのです。

ところで、人は一人では生きていけない存在であり、社会性のある生き物です。それゆえ、クライアントの大きな悩みの一つは、他人との関係に関することです。

ここでその悩みが複雑に見えるのは、他人はあなたと同じように考えるわけではなく、そもそもあなたとは見ている世界が違うからです。でも、その考え方も、見ている世界も異なるたくさんの人たちが一緒に作り上げている幻想です。

そのような脆い空間があなたの認知している世界であって、そこでクライアントであるあなたがどのように生きていくのか、社会に対してどんな役割を担っていくのかをサポートをしていくのがコーチの役目です。

どうでしょうか。あなたが考えていたコーチングとは随分と違うのではないでしょうか。

このように苫米地式コーチングが特別なのは、その開発者である苫米地英人博士が世界的な認知科学者であるだけではなく、今も最先端で研究を続け、コーチング理論をアップデートし、それを実践しているトップ・コーチだからです。

でも、クライアントがコーチングの中で最終的に目指す姿は単純明快です。自分が好きなことを好きなだけやれるようになればいいだけです。ただし、その好きなことが本当に自分で好きと思ったのか、他人からの影響で好きだと思わされたのかは注意して確認してみる必要があるでしょう。また、好きなことを長く続けたいなら、他の人にも支持された方がその可能性が高くなることを考えれば、好きなことは、よりたくさんの人にとって良いことである方が良さそうです。

そして、あなたが好きなことを好きなだけやれるようになれば、自然と他の誰よりもそれが得意になることもあるでしょう。すると、たくさんの人の目に留まり、興味を持ってもらえて、いつの間にかたくさんのフォロワーが付くようになるかも知れません。そうすると、あなたはもう次世代のリーダーです。

人の認知を扱うコーチングを受けたり、学んだりした次世代リーダーは、フォロワーときっと良い関係を結ぶことができるでしょう。そして、そのような次世代リーダーが、より多くの人にとってより良いことをビジョンとして掲げてフォロワーを引っ張っていけば、世界は一気に変わっていくかも知れません。

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さらに、たくさんの次世代リーダーが出てくれば、やがてきっと「幸せな100人の世界」、すなわち、100人全員が残り99人のために生きる世界が実現するはずです。

このように苫米地式コーチングは、あなたの人生を丸ごと変えるだけではなく、世界をひっくり返すメソッドなのかもしれません。

古川 通大
苫米地式コーチング認定特任マスターコーチ