苫米地式コーチングについて説明する時には「マインドの使い方」や「マインドの使い方の技術」という言葉をよく使います。そして、「マインドの使い方」とはどういうことなのかを重要ないくつかのキーワードを使って説明するのですが、聞いている側は普段聞きなれないキーワードで説明されてもなかなか理解が難しいようです。

コーチングは頭で理解する部分も必要ですが、やはり体感が大事です。コーチング・セッションの中でコーチとクライアントの間でダイナミックに起きていることを体感すると、コーチング理論で使われるキーワードの意味がよく理解できるようになります。

コーチングを体感して頂くにはトライアルコーチングを受けていただくのが良いのですが、それだけでは逆にコーチング理論をざっくり掴んでもらうにしても時間が足りません。

そこで、コーチングでいう「マインドの使い方」を体験して頂きつつ、コーチング理論のエッセンスも理解できるというハイブリッドなセミナーを開催することにしました。内容は、昨年秋に実施した「マインドの教科書」実践ワーク体験セミナーをブラッシュアップしたものです。

今回も苫米地式コーチング認定コーチの私がファシリテーターとなり、田島大輔著「マインドの教科書」に掲載されている実践ワークのうちいくつかを使用します。

「マインドの教科書」の著者である田島コーチは、私にとってはコーチングの師にあたります。私はまず田島コーチの直接の指導で苫米地式コーチングを教わり、また半年間にわたり田島コーチからパーソナルコーチングを受けました。

ところで、この「マインドの教科書」に書かれた内容は、元祖コーチと言われる、米国ワシントン州生まれのルー・タイス氏が開発したコーチング・メソッドまで遡れます。晩年彼は、世界的な脳科学者である苫米地英人博士と共に、最先端の認知科学の成果を取り入れたコーチング・プログラム「TPIE」を開発しました。(現在、日本国内でも受講可能です。詳しくは、こちら。)「マインドの教科書」は、そのプログラムの内容を踏まえながら、田島コーチがルー・タイス氏と苫米地博士から直接伝授された内容も取り入れています。

「マインドの教科書」は、ルー・タイス氏が体系化した21個の「マインドの原則」を中心にして、マインドの知識や技術が解説されています。さらにマインドが上手に使えるようになる50個の実践ワークが付いているので、レッスン形式でマインドの使い方を学ぶことが出来ます。

90分のセミナーの中では「マインドの教科書」にある50個の実践ワークの主に前半部分からいくつかをピックアップし、それに関連したコーチングの重要なキーワードについての解説を加えながら、実際に参加者お一人お一人に実践ワークをやって頂きます。

コーチングに関する書籍を読んだり、セミナーに参加したりするだけでは分かり難かったコーチングのキーワードや概念への理解が実践ワークを通して深まると思います。

今回の実践ワーク体験セミナー第2期は2024年4月から6月の間に3回開催いたします。各回すべて同じ内容ですので、ご都合に合わせてご参加ください。

それでは、セミナーの詳細を以下、ご紹介いたします。

「マインドの教科書」実践ワーク体験セミナー

タイトル: 「マインドの教科書」実践ワーク体験セミナー、第2期

内容: 「マインドの教科書」の実践ワークを体験

形式; 対面での実施。1回90分。

対象: セルフコーチングについて知りたい方
    苫米地式コーチングに関心のある方

  •     第2回 5月23日(木)19時00分〜20時30分
        第3回 6月11日(火)19時00分〜20時30分
  •  

場所: コーワーキングスペース plug078元町店
    (JR/阪神 元町駅から海側南西へ徒歩5分)
   (住所)神戸市中央区元町通3丁目5-2 照光ビル2階
   ※plug078グループのTicTac078保育園と同ビル2

料金: 各回 2,200円(税込)
  ※各回実施日の前日までに銀行振込でお支払いください。

募集人数: 各回5名まで

申込み締切: 開催2日前の23時〆切
     (第2回分は5月21日23時〆切)

特記事項: コーチング・メソッドについて、守秘義務にあたる内容をお話しする場合があるため、ご参加に際し、機密保持契約を結んでいただきます。

世界最高峰のコーチング・メソッド、

苫米地式コーチング

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世界的な脳科学者である苫米地英人博士が認知科学の最先端の成果に加え、長年の脳研究で構築してきた実効技術を盛り込んで独自に開発された世界最高峰のコーチング・メソッド。それが、苫米地式コーチングです。

苫米地英人博士がコーチングに関わるようになったきっかけは、米国ワシントン州生まれの能力開発の世界的権威と言われたルー・タイス氏との出会いでした。

ルー・タイス氏は高校教師兼アメリカンフットボールコーチを経て、独立して教育機関を立ち上げ、そこで初期のコーチングが体系化されました。そのため、ルー・タイス氏は、コーチングにおける元祖コーチと言える人です。

彼のコーチングメソッドは、1970年頃からビジネスの世界で使われるようになり、その時々の科学者が発見した知見を取り入れながら、精緻に理論化され、より再現性が高いものに改良が加えられて提供されてきました。

ルー・タイス氏のコーチングメソッドは、その使いやすさと効果の高さから、世界の6大陸60カ国で多様な言語に翻訳され、650万人以上の人が受講して、大きな成功をおさめています。

米国では、経済誌「フォーチュン」の企業番付であるフォーチュン500に名を連ねる代表企業の62%に採用されてきました。また、米国各州政府、NASA、警察、刑務所、小中高等学校、大学などの教育プログラムに使用されてきました。さらに、オリンピックチームやプロのスポーツチームにも導入され、数々の目覚ましい結果を残しています。

苫米地英人博士は、晩年のルー・タイス氏と共に、1327歳の生徒および学生を対象にした子供向けの能力開発プログラム「PX2」や、世界トップレベルの成功のための自己変革プログラム「TPIE」を開発しています。

古川通大 Michihiro Furukawa

株式会社ベネログ 代表取締役

苫米地式コーチング認定コーチ

慶應義塾大学経済学部卒業後、株式会社電通で20年以上にわたり日本企業の海外向けマーケティングをサポート。20211月よりプロフェッショナルコーチとして活動開始。20224月に株式会社ベネログを設立。兵庫県神戸市在住。